【TRPGを遊びました(前編)】
というわけで、先週の土曜日。最近よくアナログゲームを一緒に遊ばせてもらってる方達に誘われて、思いっきり久しぶりにTRPGを遊んで来ましたよ。
誘われてからワクワクが止まらなかったです(笑) ありがとうございます~♪
わざわざ押入れの奥にあるダンボール箱の森を漁って、高校の頃に愛用していた6面ダイスを発掘。多分これも使うの10年ぶりくらいでした。
まさかまた使う日が来ることになろうとはッ!
遊んだゲームは今年の春ごろに発売したばかりだと言う、
『
ガンメタルブレイズ』というゲーム。
その特徴は一言で言い表すなら「スタイリッシュ!」。
そう、スタイリッシュ! ……なプレイが要求されるゲームです。
わかりやすく言うと、ちょっとサイバーパンクが入った世界観で電○文庫のラノベみたいなことをするゲームです(笑)
ガン○タとか、夜が○るとか、ギル○ィギア、みたいな要素もあります。
システム的な特徴は、カットシーンごとにプレイヤーそれぞれにカードが配られるという部分で、このカードには様々なシチュエーションが書かれています。
例1:髪をスタイリッシュにかき上げる
例2:カッコいい悪態をつく
例3:他のキャラとロマンスが芽生える
例4:死亡フラグを立てる
このようなカードをゲーム中、いつでも他のプレイヤーに対して出せます。
そしてカードを渡された人は、その行動をすることによって、そのカードを能力コストとしてゲットすることが出来るのです。
コストは主に戦闘中などに必殺技を使うのに使用できますし、中には強力な特殊能力を持ったカードも存在します(当然、ロールプレイに要求されるシチュエーションもより高度なものになる)。
上手くシーンにあったカードを他のプレイヤーから投げてもらって、それをロールプレイする事で、どんどんゲームが有利に、面白くなっていくわけですね。
システム的に上手く出来ている部分は、自分の所持するカードは自分のキャラクターには使えないこと。逆に言うと、他人のキャラにテキパキ押し付けていけるということ(笑)
システムに慣れてくると、このシチュエーションカードはこのキャラに似合うだろう! という雰囲気が出来上がって、どんどんキャラクター達が立っていきます。
ちなみに自分がプレイしたキャラは、プロローグシーンで『暴走して相手に向かっていく』というカードを渡されてしまったために、最後まで敵を見るとブチぎれて後先考えずに突っ込んでいくベルセルクと成り果てました。
いや、別に恨んでませんよ(笑)
出されたカードは別に無視することも出来るのですが、なんか流してしまったら負けな気がするので、みんな何とかそのシチュエーションを再現するべく、いろいろ頭を悩ましていましたね。ノリがいい方達ばかりだったので、終始笑いが耐えない楽しいプレイでした。
以下、続きを読むを押すと、簡単なプレイキャラクター紹介になります。
そんな訳で、最後にプレイしたキャラクターの紹介など。
スムーズにプレイするために、ルールブックに最初から載っているテンプレートデータキャラをカスタマイズして作成しました。
誰がどの職業をやるかはダイスでランダムに決めたのですが、よりによってまわってきたのは女性キャラ……。
性別変えてもいいよと言われましたが、全員男なのも絵的に残念なので(偏見)、割り切って一人だけ女性キャラをやったるよ! ということに。
どうせならってことで、年齢もソレ系ラノベチックに14歳に設定。
キャラの職業や根底の性格やキャラ間の因縁などは主にダイスでランダム決定。
これをみんなでわいわい作成するのが、TRPGで最初に盛り上がる時間ですね~。
そんなこんなで、笑いながらダイスを振ることしばし、誕生したキャラはこんな感じです。
【名前】 カグヤ=セレーネ
【年齢】 14歳
【性格】 正義に殉ずる/浪費家
【職業】 情報屋
名前を忘れたピエロみたいなメナス(この世界の怪物みたいなもの)を仇敵として追っている生まれつきの異能力者。素早さと攻撃力完全特化キャラで装甲は紙。つまりバーチャロンで言うバイパー2みたいな娘。武器は刀剣ブシドーブレイド。二刀流斬撃で敵を斬り刻む。
戦闘になると我を忘れ後先考えず突っ込んでいくベルセルク。特にピエロメナスを目にすると完全にブチ切れる。社会の歪みが生んだキレる10代。主に物理的に。
彼女に狙われた多くの者は、やりすぎるくらいのオーバーキルで完膚無きまでに叩き斬られてしまう。その剣筋のあまりの速さに、斬られた後に一瞬の間をおいて血飛沫が疾風と共に後方に吹き飛んでいくのだとか。ついた二つ名は『オニギリ(鬼斬)のカグヤ』。
でも正義感は強く、困ってる人はついつい助けてしまう。時には装甲の薄さを忘れて、身を挺してかばいに入ってしまったりも。
情報屋で生計を立てているのに頭はあんまり良くないらしい。
マフィアみたいな神父に恋慕されて逃げ回っていて、彼の魂のブラザーであるハンターの男、通称ホワイトウルフに心からの恐怖を感じている。
その理由は不明。きっと最終回近くで語られるに違いない。
名前は某月面探査衛星から。
ちなみに、上の設定の多くの部分は本編プレイ中に、主にシチュエーションカードによって後付されました(笑)
最初に詰めなくても、後で勝手にキャラが立っていくのが面白かったですね。
装甲があまりに紙過ぎて、攻撃を一撃食らったら大体はHPが半分持っていかれるので、戦闘は常にファンブル(1ゾロ目が出ると問答無用で回避失敗)との綱渡り。
そういえば浪費家という特徴は一切使うことが無かった気がする。
そして以下は、そんなカグヤさんから見た今回の仲間達です。
あくまで「カグヤ視点」なので、実在する人物とはわりと無関係かもしれません。
人から伝聞された情報と言うのは、多分に偏見が入ることを前提でお読みください。
あれだね、情報屋カグヤの今回の事件に関わった重要人物ファイルって事で。
苦情は受け付けません。悪ノリしすぎてたらゴメンナサイ。職業病って事で笑って許してくださいw
【仲間1】 断罪のジム
本名は「ジム=サイトー」。
25歳で職業は街を守るポリス。不殺を信条とし、本気を出して相手を傷つけてしまうことを恐れる、何というか最近流行のパルク小説の主人公キャラみたいな人。過去にあったトラウマが元で異能力に目覚めたらしいけど詳しいことは不明。その時にホワイトウルフ・ケインと何かあったらしく、それ以来、彼から仇敵として憎まれ続けている。ジムの方は仲直りしたがっているようではあるが、今のところまったく話を聞いてもらえない。
主な武器は銃と剣。オールレンジを得意とするのだが、警官らしく戦うよりも町の人の避難を優先させていた為、実はあまり戦う姿を見ていない。よって真の実力も不明。こういう所も主人公っぽい。
後先考えずに猪突猛進に危険に突っ込んでいく上に、意外と職権乱用をする困った癖アリ。特に警察手帳を見せれば何とかなると思うのは公務員の悪い癖。裏世界の人間にはむしろ逆効果なのをそろそろ理解した方がいいと思う。
なんか、ちまたで話題の歌姫と過去に何か怪しいアレコレがあったそうで、その時の約束を守るために彼は警察官になったんだとか。その人と結婚の約束までしてたみたいだけど(一方的にという説もある)どうなったかは謎。教えてくれないので、まあそういうことなのだろう。
アーサー神父のスタイリッシュ(?)な力強さに思うところがあったのか、彼を密かにライバル視している。でもこちらも一方通行みたい。
今回の事件でもところどころで美味しいところを掻っ攫って行き、気がつけば陽の当たる場所で一人活躍していた。これが主人公補正ってやつなのだろうか?
【仲間2】 時空の支配者 アーサー神父
本名「キング=アーサー3世」。
マフィアの一員だけど本業は聖職者。肉体的拷問とかもしたりするけど聖職者。
見た目は20代後半に見えるが、本当の年齢は誰にも解らない。時を操ったり過去に戻って直前の行動をやり直す便利な能力を持っているので、かなりサバを読んでるのかも。
いわゆる魔法使いだけど、でもどう見ても肉体派。必殺技はマジカルパンチ。名前のままの技である。今回の事件でも敵を殴り倒し屠りまくっていた。
飛んだり跳ねたりスライディングしたり、ここぞとばかりにキメ台詞を言ったりして、何だかんだで一番スタイリッシュ(?)な人かも。実はこの中で一番頭がいい。
私(カグヤ)を一方的に恋慕していて追っかけまわしている。つまりはロリコry
でも優先的に回復してくれたり、一緒にいるといい所を見せようと張り切るので、まぁ、便利といえば便利。でも、オニギリと呼ぶのはやめて欲しい。この二つ名が裏業界に広がってしまったのはこの人のせいである。
スタイリッシュさに通じるものがあったのか、最近はホワイトウルフを魂のブラザーと認識したようだ。何だかんだでこの二人はかなり仲がいい。戦いの最中に芽生えた友情というヤツであろうか。行き過ぎてしまう事が無いよう割と切に願う。絵面的に。
組織を裏切ったかつての仲間を戒めるべく街をさまよっていたが、その男がこの世から去ることで今回の事件は無事に解決した。戦いの中、あやうく一緒にあの世にいきかけたが、どうやら無事に生還した模様。神父だけに神の寵愛をうけたのか、それとも天国から追い出されたのか。
【仲間3】 ホワイトウルフ・ケイン
本名は不明。情報網をもってしても解らなかった。悔しい。そもそもこの人はとても苦手だ。
28歳のメナスハンター。ハンター協会からの依頼で仕事を引き受けるのを生業とするプロフェッショナルで、幾たびも難事件を解決し協会からの信頼もあつい。特にとあるキャリアウーマンに重宝されているみたい。でも、もしかしたらただ便利に使われているだけ?
髪からはじまって、目の色も肌の色も見た目は全部真っ白で、きっとそれが二つ名の由来。雪原任務にはとても適していそうだ。
短銃を愛用しロングレンジ戦法を得意とする。両腕に銃を構えた彼の前では、集団であろうが問答無用で蜂の巣。数など何の意味もない。ランチェスターの法則はどこへ。
断罪のジムを過去の因縁から激しく憎んでいるらしい。何があったのかは二人とも語りたがらないのでやっぱり不明。どうもジムが異能力に目覚めたのもその事に関係しているようなのだが……? 二人の間には時々謎の女性の影がちらつく。母親になってくれるかもしれなかった女性ってやつだろうか。
身体能力は高く、単独潜入を得意とする。自称スーパークールでかっこよくキメると、その場で髪をかきあげる癖がある。両腕に銃を持っている時は、銃をわざわざ空中に放り投げてまでこのポーズを決める(そしてちゃんとキャッチする)。彼なりの強いコダワリってやつがあるらしい。似合っているから誰も何も言わないけども。
何だかんだで一番しっかり情報を集め、理知的に行動する人かもしれない。縁の下の力持ち。
事件解決後も相変わらずハンター協会の某女史から仕事を押し付けられているそうだ。
こうやってまとめると、みんなキャラ立ってましたね(笑)
能力的にもキャラ配置的にも上手くバランスが取れていた良いパーティーだったのではないでしょうか。遊んでいて、すごい楽しかったですよ~。
ところで今、手元に今日のゲームの音声収録データがあったりします。
これは、あれですか? 10うん年ぶりにゲームリプレイを書けというry