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【24】 ネタバレ:ラスボスの名はレザードヴァレス(緋王伝Ⅱ) 

(2010年07月09日 mixiにて記述)

 
最近、まじめに書きすぎてる気がするのです。
……いや、それはそれで悪いことではないと思いますが、そもそも、このゲーム雑記。
需要そっちのけで、想い出のゲームを気の向くままに語る、というのが当初の趣旨だったはず!
ここで今一度、原点に戻りましょう。ネタバレ上等、徒然なるままに日ぐらしPCに向かいて、好きなゲームについて書きつづりたいと思います。

さて、今回は第二回以来のPC98のゲーム。
今はなき、日本テレネットのウルフチーム(WOLFTEAM)が開発した、名作RTS「緋王伝Ⅱ」でいってみましょう。






臣下の裏切りで国を滅ぼされ、唯一落ち延びた第三王位継承者リチャード。
彼は、逃亡の果てにたどり着いた廃墟の空中庭園の中で、樹木の精霊ベアトリックスから、不思議な道具を授かります。

それは、封印された魔物を使役することができる契約の指輪。
その力で使役した魔物の軍をもって、国を取り戻すことに成功したリチャードですが、国を平定した後も、騎馬民族の侵攻から人々を守るために魔物の力を使い続けました。
恐るべき力を持った魔物の王。民は自分たちを守ってくれているはずの彼を恐れだし、いつしか『緋王』と畏怖をこめた名で呼ぶようになったのです。

やがて、年老いたリチャードは、自分のなすべきことは終わったと悟り、ずっと彼のそばにいてくれたベアトリックスと共に精霊界に去ることを決意します(緋王伝Ⅰの物語)。


いつかベアトリックスと出会った廃墟。
リチャードは、そこで遊んでいた少女、ミィルレイと出会います。
彼女の行く末に何かを感じ取った彼は、ベアトリックスの持っていた契約の指輪を彼女に与え、そのまま精霊界へと去っていったのです。
それはほんの一瞬の邂逅。しかし、その出会いが、少女の運命を大きく変えることになりました。

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やがて、力ある主君を失った王国は荒れ果てていくことになります。
後をついだ王子は、その重圧から宮廷魔術師レザードヴァレスの言うがままに操られ、地下に建設された大牢獄に疑いのある人々を投獄しては、大虐殺を繰り返すようになりました。

国中に吹き荒れた魔女狩りの嵐は、弟でもある第二王子マルクフィーンドにも及びます。
兄に裏切られ、生きる希望を失ったマルクフィーンドは、地下牢獄の中でその命が尽きる日を待つだけになりました。


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そんなある日、壁の向こうから少女の声が聞こえてきます。


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自分は無実だと訴え、生きることをあきらめない少女。
その声は、何故か彼をいらつかせました。

「ちっ……しょうがねぇな…」


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「……こいつを上に届けてからの方が、俺は静かに死ねるさ…」


こうして、二人の地上を目指す脱出劇が、はじまったのです。





ゲームシステムは、SRPGの要素をもったRTS

発売は1993年(Ⅰは92年)で、まだRTSというジャンルがあまり浸透していなかったこともあり、クォータービュー画面や、レイアウトを好きに設定できるシステムともあいまって、当時としてもかなり斬新なゲームでした。

フロッピー版と、その後にユーザーの意見を取り入れて完成させたハードディスク専用の「緋王伝Ⅱ’HD」があって、こっそりFM-TOWNS(若い人には、わからないよね! いや、PC98もだろうけど)でも発売されてましたね。


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敵を倒してユニットを成長させつつ、マップの謎を解いて、階段までたどり着ければステージクリアです。

Ⅰは亡国の王子リチャードが、魔物の力を借りて、敵である人間の軍を倒していくゲームでしたが、Ⅱも同じく、敵の大部分は人間、味方のほとんどは魔物。
上の画像のガイコツとかイカの方が仲間です。前作の主人公リチャードが去り際に放置していったと思われる、魔物の封印された像が迷宮のあちこちにあって、それを解放することで、味方を増やしていくことができます。


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他にも、敵や殺された人々の死体にクリエイトアンデットの呪文をかけてモンスターを創造したり、ある程度進めると、ミィルレイがリチャードにもらった指輪の力で、いろいろな精霊を召還できるようになったりも。



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気がつけば立派な魔物軍が誕生。どう見ても敵側です。
最近見ることが少なくなった、緻密なドット絵が綺麗。グラフィックはPC98なので全部16色で描かれています。職人技ですね。

システムメニューが全部アイコン的な絵で表現されていたり(例:右下の羽ペンがセーブ、蝋燭の炎がゲームスピードなど)、アイテムやキャラ操作がドラッグ&ドロップだったりと、直感的で使いやすいインターフェースなのも、よくできています。

画面レイアウトも好きにカスタマイズできて、同じ窓も複数開けたり。ちょうど、Windows3.1やMacなどのマルチウィンドOSが日本でも普及しはじめたころで、それを参考にしたのかもしれませんね。
今でこそ珍しくないインターフェイスですが、まだこのころは斬新だったんですよ。


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魔物にはそれぞれや抵抗や弱点、特殊能力などの特徴があって、4ユニットで1部隊を編成し、計4部隊16ユニットを操ってマップを探索していくことになります。

この時代のPCゲームらしくかなりの高難易度で、ちゃんと部隊を運用してやらないと、あっけなく全滅します。
戦闘に入るとセミオートで進行してしまうので、アイテムや魔法を活用しつつ、ちゃんと考えて行動する必要があります。マップの謎もいじわるなのが多め。
しっかり作り込まれていて、今遊んでもかなり面白いです。


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このゲーム、ドットの美麗さやゲーム自体の作りこみも凄いのですが、もう一つ忘れられないのが物悲しいEDでした。
以下、いまさら気にする人はいないかと思いますが、EDネタバレ注意ということで。





王国を裏で操っていた宮廷魔術師レザードヴァレスを倒し、ついに地下大牢獄を脱出したふたり。
マルクフィーンドは、騙されていたとはいえ、多くの人々を虐殺した兄王も、その手にかけました。
そして、地上に戻った彼は、ある決意をしていたのです。


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「死ぬ? ……うそ…」

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 ミィルレイには見えたのです。去りゆく彼の後ろ姿が、
 ふり向いた彼の表情が。幼き日のあの記憶と重なって……。

 あまりにも似ていたのです。

 彼の姿がリチャード王に見えた時、彼女は今度はマルクフィーンドの立たされた状況からあの時のリチャードの心境を知ることになるのです。

 幼き日、知らず知らずのうちに向かえていた永遠の別れ。
 それを今またここで………。

 そして彼女は二重の悲しみにおそわれたのです…。





これで終わりです。
この、突き放した感が切ないですね。
昔のゲームは、こういうのも多かった気がします。


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さて、レザードヴァレスといえば、PSの名作RPG「ヴァルキリープロファイル」の人形フェチの変態ストーカーを思い出す人も多いと思いますが、別に偶然被ったわけではなく、このゲームを開発したウルフチームというのは、実はヴァルキリープロファイルを開発したトライエースの前身スタジオでもあるのですね(正確には、ウルフチームからテイルズスタジオが生まれて、その途中でスタッフが一部独立してトライエースを設立した)。

ウルフチームから独立したブランドは他にも結構あって、ネバーランドカンパニーや、すたじお実験室なども、ここのスタッフから産まれました。
うーん、ゲーム会社に歴史あり。




BGM作曲もヴァルキリープロファイルと同じく桜庭統氏。言われてみると、2曲目のボス戦とか全体的な曲調もかなり似ている感じがします。
世界観に特につながりはありませんが、ダークファンタジー色強めの雰囲気的といい、ヴァルキリープロファイルの前身的ゲームといっていい作品なのかもしれませんね。

ちなみに、前にゲーム雑記に登場した幻影都市(【1】)エルムナイト(【2】)と同じく、ProjectEGGで、WIN版をプレイすることも出来ます。緋王伝Ⅰの方はSFC版もあったりしますね。

フロッピー4枚組。容量たったの4.8MB程度(HD版でも、たしかこの倍くらい)。
やっぱりゲームは容量じゃないのだなぁと再確認したのでした。



http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%95%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%A0
【ウルフチーム(wikipedia)】


http://japan.gamespot.com/news/story/0,3800076565,20350571,00.htm
【【EGG】名作シミュレーション「緋王伝II」を6月12日より販売(GAMESPOT JAPAN)】


 
 
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[ 2012/11/07 10:37 ] 徒然ゲームおもちゃ箱 | TB(0) | コメント(-)
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