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【ゲーム9】ゲットだぜッ! Do the 想像  少年は育てて交換してGO!(ポケットモンスター) 

ポケットモンスター……通称、ポケモン。
151種(現在では492種以上)からなるポケットモンスターを捕まえるゲーム。
マリオと並んで任天堂の看板作品であり、世界中で1億6400万本以上(2007年現在)が売れ、関連商品の売り上げも累計250億ドル以上になるタイトル通りのモンスターソフト。
その代表キャラクターであるピカチュウは、日本では知らない人の方が少ないんじゃないかと思えるくらいの人気キャラクターです。
つい最近は、視神経たんぱく質にピカチュリンなる名前までつけられてしまいましたね。


でも、ポケットモンスターって、そもそもどんなゲームなの?
ピカチュウは知っていても、ポケモンのゲームを知らない人は数多いでしょう。
かく言う、うちの親も昔からずっとポケモン=ピカチュウだと思っています。

そんなわけで今回はゲームとしてのポケットモンスターについて語ってみましょう。
ちなみに、なんでポケモンを選んだかと言えば、GB&動物つながりで10回目でアレを書くためです。ふふふ……。




そもそも、ポケモンは任天堂のゲームボーイという携帯ハードで発売されたソフトでした。
一部でコアな人気を誇るファミコンソフト「クインティ」やスーパーファミコンソフト「ジェリーボーイ」の企画と同じゲームフリークという会社が開発。
開発期間はおよそ6年。ゲームとしては異例とも言える長さの開発期間ですが(もちろんずっとこれだけを作っていた訳ではない)、その間の数多くの周囲の反対やあきらめろという罵声に負けず、最後まで作りきった情熱は物凄いものがありますね。

メインプランナーの名前は田尻 智氏。
そう、アニメ版ポケモンの主人公の「サトシ」は氏の名前が元になっています。
企画コンセプトは、GB本体開発の時に「どうせ値段が安いから」という理由でついでにつけられたというケーブルによる通信システム。これを対戦以外の用途で使えないだろうか……と言う所からスタートしたそうです。
そこで生まれた発想が「交換」。虫取りで集めた虫が交換できたらステキじゃないか? 虫だけじゃなくて動物もいた方が楽しいよね? その動物を育てて対戦できたら燃えるじゃん! ……その遊び心が、現在まで続く長寿作であり、世界中で大人気のゲーム、そしてピカチュウをはじめとする魅力的なキャラクター達を生み出すことになりました。


1996年初頭。
スーパーファミコンやセガサターン、プレイステーションなどの次世代機に押され、殆ど末期、壊滅状態となっていたGB市場でこっそりと発売したこのゲームは、当初からバージョンが違う2種類を発売するという英断に出ました。
「赤バージョン」、「緑バージョン」と分けられたこの二つは、基本的な作りこそ殆ど変わらないのですが、ゲーム中で登場するポケモンが違います。
つまり、どちらかにしか出ないポケモンは、もう一種類のソフトを持っている人に「交換」してもらう必要がある。今でこそ珍しくなくなっているこの感覚ですが、ゲームとしてはポケモンがその先駆けであり、当時はとても画期的でした。
151匹(当初は150匹)からなるポケモンを集め、育てて対戦しながら、カントー地方(文字通り関東地方がモチーフになっている)を冒険し、ポケモンマスターを目指すRPG。

「収集」「育成」「交換」、そして「冒険」。
少年心をわしづかみにする要素を豊富に兼ね備えていたこのゲームは、あっという間に子ども達の間で口コミによって広まり、爆発的な人気を誇る作品になりました。
時代遅れだと揶揄されていたGB市場は不死鳥の如く復活。
任天堂に携帯ゲーム機の力を再認識させることになり、これが後のGBA、そしてニンテンドーDSの開発に繋がっていくわけです。


ゲームボーイという(今から見れば)低性能のハードで開発されただけに、その中身にも工夫が凝らされています。
例えばポケモンの象徴である道路というシステム。
どうして町と町の間は道路のみなのかといえば、これは容量上の問題で広い世界を描くことが難しいので、場所と場所の間を道でつないでそれ以外の部分をカットすることで世界を圧縮した結果うまれたものだそうです。

同じように世界観にもこだわりが込められています。
なぜ普通のRPGみたいな宿屋ではなく、回復場所がポケモンセンターなのか?
実は主人公の冒険は、ポケモンの世界では一日だけの話だからだそうです。
夏休みのたった一日の冒険。今日は朝から出発して、隣の町の山に虫を取りに行こう……そういうコンセプト。そんな理由で、初代ポケモンの世界には明確な夜が訪れないし、一日が経つという描写もない。だから母親も息子が旅立つのを何の心配もせずに送り出すわけです。
だって小さな冒険を終えて、夜には楽しそうな顔で家に戻ってくるのですから。

主人公の家で母親が見ているテレビ。
そこに映っている、線路の上を少年たちが歩いている名場面――――名作「スタンドバイミー」が、まさにポケットモンスターの世界観の象徴であると言えるでしょう。

実はポケモン捕獲システムなどを始めとする詳細な世界設定もちゃんとあって、初期の小説版ポケットモンスターに書かれているそうですが、残念ながら現在では入手が困難になっているとのこと。結構、ダークだったりブラックだったりするらしいです。
ポケモンマスターを目指した多くの人々は夢をかなえられずに挫折。そのままロクデナシの道に転げ落ちてしまう……みたいな。


ちなみにピカチュウですが、このころはスタート直後はじめてのダンジョンである「ときわのもり」という場所に出現する、ちょいレアポケモンの一匹でしかありませんでした。
可愛い外見と電撃、すばやい動きで一部では人気があったものの、ポケモンの代表といえば、赤のパッケージに描かれている「リザードン」と緑のパッケージに描かれている「フシギバナ」、そして後に出た青バージョンのパッケージに描かれている「カメックス」だったのです。
この三匹の進化前、「ヒトカゲ」「フシギバナ」「ゼニガメ」はゲームスタート時に主人公が最初の一匹として選ぶポケモン達で、通称「御三家」と呼ばれていたりします。





では、何故ピカチュウがポケモンの顔になったのか?
人気が出れば当然アニメ化が考えられます。もちろんポケモンもアニメ化することになったのですが、ここで問題になったのが、主人公が最初に連れて行くポケモンをどれにするか? ということでした。
普通に考えれば御三家から選ぶのが妥当なのですが、どのポケモンにもそれが好きな子どもたちがいて(やはり最初に選んだ一匹に愛着がわきますよね)、でも原作を無視して最初から3匹も連れて歩くのもあまりよろしくない。

だったらアニメオリジナルとして、御三家以外のポケモンを連れて行ったらどうだろうか?
結果、人気があって可愛く、必殺技がわかりやすくて目立ち、色もアニメ栄えするピカチュウが選ばれることになったのです。
ネズミが味方だから敵は猫。
そんな理由で敵であるロケット団のポケモンにはニャースが抜擢されました。


アニメに関しては、初代シリーズ構成をされた首藤剛志 先生のコラムに色々と面白い逸話が書かれているので、興味がある方は読んでみるといいかもしれません。
ポケモンについては第138回から書かれています。


<シナリオえーだば創作術>


もちろんアニメも大ヒット。
ゲームより社会への露出が多くなり、結果その代表であるピカチュウはポケモンの顔となりました。
途中でピカチュウフラッシュ事件やユリゲラー訴訟事件などの危機もあったりしたのですが、それを乗り越え、世界中で放映されて、ドラゴンボールの孫悟空、マリオと並んで日本を代表するキャラクターにまで成長。日本では今年で放映11年目となります。
当然ゲームも世界中で大人気。今年は、とうとう初の世界大会が開かれるそうです。





たった一本の通信ケーブル。
それを見て考え出された「交換」という発想。
周囲の殆どに期待されず、長い時間をかけてこっそりと生み出されたひとつの名作が
子ども達の支持を得て世界の理を変える。

これが奇跡というものなのかもしれません。



<ポケットモンスター(wikipedeia)>


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[ 2009/05/15 20:05 ] 徒然ゲームおもちゃ箱 | TB(0) | コメント(-)
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